Ron-sensei no Mushimegane
『ロン先生の虫眼鏡』(ロンせんせいのむしめがね)は、原作:光瀬龍、作画:加藤唯史による日本の漫画。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて1977年から連載される。1979年4月から『月刊少年チャンピオン』(同)に移籍し、1981年まで連載される。移籍について光瀬はエッセイ本『ロン先生の虫眼鏡』(1980年、徳間文庫)の巻末にある「ロン先生の著作日記」の中で、これでだいぶ助かると記述しており、原作者側の理由によるものと推定できる。単行本は少年チャンピオンコミックスから全10巻が刊行されている。 1977年から1978年にかけては、萩尾望都作画による『百億の昼と千億の夜』も週刊少年チャンピオンに連載されており、光瀬が原作の作品が、同時に二作、掲載されることになった。 主な舞台は作品中には明確な記述はないが、原作者の光瀬が神奈川県鎌倉に別荘があったこと、作品中の情景から鎌倉と推定される。自然が相手の作品なので、鎌倉近郊を含め多くの地域が登場する。 エッセイ本『ロン先生の虫眼鏡』は1976年に早川書房、1980年に徳間書店から刊行されている。この作品は光瀬龍=ロン先生であり、内容も「私は」という一人称が使用されており、元太も洋子も出てこない。漫画の『ロン先生の虫眼鏡』では作者が漫画用の原稿を週刊誌あるいは月刊誌の発行に合わせて書き上げている。なお、エッセイ本の続編『ロン先生の虫眼鏡 Part2』『ロン先生の虫眼鏡 Part3』は、1982年・1983年に徳間書店から刊行されている。 この作品は掲載誌の『週刊少年チャンピオン』ではあまり人気がなかった。当時の『週刊少年チャンピオン』の主力作品は『がきデカ』、『ふたりと5人』、『マカロニほうれん荘』などのナンセンス・ギャグであり、その色にまったく染まっていない『ロン先生の虫眼鏡』は同誌の「唯一の良心」と言われていた。 Source: Wikipedia (ja)
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